2011年3月28日月曜日

福島原発の放射性物質がアメリカまで飛んで来ると騒ぐアメリカ人への違和感

アメリカは、地上や地下、海上で、核実験をしていなかったか?広島原爆の何倍もの強さの原爆を、熱帯の海の上や、地上、地下で爆発させていなかったか?その時に、放射性物質は大気中に出なかったのだろうか?といやみを言いたくもなる。

私は原子核のことに関して専門家でもなんでもないから、福島原発から出ている放射性物質と、これら核実験で放出された放射性物質との質や量の違いなどについて詳しいことはわからない。でも、少なくとも広島に落とした原爆では被曝による被害が続いてきたわけで、その何倍もの原爆を人のいないところだからといって爆発させて、今の福島の事故とは比較にならないほど少ない放射性物質の放出ですんだのだろうか。

そういった過去の事実には一言も触れず、今回想像もできないほど激しい地震津波の結果として壊れてしまった福島原発の事故を対象に、はるか遠方のアメリカまで死の灰が飛んでくるなどと騒ぐのは何かちょっとおかしい気がする。

もちろん昔の核実験のことと今回の原発事故とは全然状況も違うし全く違う話だとは分かっている。それでも、アメリカの報道の仕方にどこか違和感を覚えた、ということなのだが、そんな違和感を覚えるのはおかしいのだろうか。

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