2011年5月10日火曜日

Thinkpad T420s使用感

3月末の発売とほぼ同時に注文したのがしばらくかかって4月22日に手元に届いてから、しばらくになる。発送されるとUPSのTrackingが見えるのだが、本体は上海から直輸、一緒に注文したBluetoothマウスと予備バッテリーはシンガポールから直輸だった。発送されてから着くまで1週間程度はかかる。特にマウスのような既製品はまとめてアメリカに送っておいて国内輸送にしたほうがスピードが早く顧客満足度が上がる上、コスト減な気もするが、やっぱり中国に在庫を一括したほうが安上がりなのだろうか。1個1個注文があるたびに国際輸送をすると思うと、何だか不思議な気がする。

さてそれはさておき、新調したThinkpad T420sは、4月末のカリフォルニアへの出張で早速活躍、その後も職場内で何度か使っている。メインマシンがデスクトップだから、普段からバリバリ使うという使い方はしていない。基本的には机の上に鎮座しているから、この使用感レポートはまだ第一印象のようなものだと言って良い。

さて、起動は、まあ早いが驚くほどではない。さほどストレスにはならない。電源が切ってある状態から、指紋認証に指を滑らせるだけで起動してログインしてくれるのは、スムーズで使用感は非常に良い。

蓋を閉じるとすぐにスリープするが、スリープからの復帰は多少ストレスがある。このため、しばらく眠らせる場合は電源を切ってしまう。電源を切るのはスリープさせるよりは遅いが、もたつき感はない。

SSDは、モバイルには必須だと思うようになった。これまで、HDはショックに弱いという思いから、起動中、とくにHDアクセス中はなるべく動かさないように気を使っていた。その気を使う必要がないことは、ストレスの軽減となる。それでもこれまでの癖は染み付いていて、気づけばそっと扱ってしまうのだが、ああ、と気づいてガシガシ動かす。そのうち自然に慣れるだろう。

これまで使っていたラップトップが非力だっただけに、このサクサク感には文句はない。lenovoマークが外面に黒光りするのは、最初は気になったが、そういうもんだと思えば気にならない。キーボードや外面の質感には、7年ほど前のT23の記憶が蘇る。Thinkpadである。1点気になるのは、閉じた状態で外蓋がちょっとカシャカシャ言うところだろうか。

1.8kgの重量感はそれなりに感じるが、重たいわけではない。この大きさを思えば不満はない。薄さも十分。画面の大きさは1600x900で、横幅は実用に耐えうるが、縦はどうしても短く感じる。普段使っている画面が2560x1600という大画面だけに、その差が大きいのも不自由さに輪をかける。しかし、縦を長くすれば本体も大きくなってしまうわけで、これはモバイルと思えば仕方あるまい。デスクトップと同じものは求めてはいけない。

今のところ、総じて満足している。この夏は出張が続くから、出先で大活躍しそうだ。もっと使い込んでから再度レポートをしたい。

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