2011年12月24日土曜日

風邪と休養

最近ちょっと風邪を引いた。12月初めにサンフランシスコに出張があったのだが、出発の前夜に38度を超える高熱。そのまま夜中はうなされ、朝5時の出発前にもまだ38度を超える高熱があった。ふらふらしながらも車を運転して空港に行って、予定通りにでかけた。ビタミンCを大量に摂取して何とかそれほど悪化はせずに過ごすことができ、体調不良ながらも仕事は何とかこなすことができた。

帰ってきてからも通常通りに仕事をしながら、風邪は3,4日で大体回復し、その後3,4日程度は順調だったものの、また38度を超える高熱が出た。翌朝は37度程度の微熱で、仕事に行ったが、午前中のうちに頭痛が起こり始め、悪寒も感じて症状が悪化。午前中いっぱいで帰った。この時は、数日休んだ。寝ても寝ても眠れるのには驚いた。やっぱり疲れていたのだろう。

どこかでこんな記事を見た。風邪の時の休養は最良のデトックスである。風邪は体からのサインだから、薬などは使わずに、暖かくしてゆっくり休むのが良い。時々風邪を引いているくらいが健康、その時にちゃんと休んで、体の言うことを聞く。高熱は免疫システムを効果的に作動させるための体の仕組み。解熱剤を使うのは本末転倒、そんな対処を続けていると、体は熱すら出さなくなり、風邪も引かぬようになる。そうすると、デトックスせずに毒を溜め込んだ体は、ある時堰を切ったように重い病を患うだろう。

ふーん、と思う。確かに風邪は引くものだし、風邪を引いたときはおとなしく寝てるのが一番と思う。どうしても外せない仕事があるときはやむを得ないが、幸いと言おうか、今回はぶり返してくれた。多分休まずに直したので、体が弱っていたのだろう。免疫も弱く、簡単に別の風邪にかかってしまったのだろうと思う。

寝ても寝ても眠れるだけ眠って、治ってみると、体は軽い。上で述べた記事にはこんなことも書いてあったと思う。風邪を引いて寝こんで治った後は、運動した後のように清々しく体が軽くなる。たしかにそんな気がした。

卵酒程度は良いとしても、ビタミンCを含め、特殊なものは一切取らず、おかゆさんでも食べて暖かくして寝て、自然治癒させるのが体にとっては良いのだろう。そんなことはわかっていてもなかなかそうはできないのが現代社会。それでもあえて、時間をかけてもゆっくり直したほうが、実はトータルで見ると安上がりなのかもしれない。

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